そもそも酵素とは?

そもそも酵素とは、一体どんなものでしょうか?

酵素という言葉はテレビや雑誌などで良く目にします。洗剤や薬のCMなどでおなじみだと思いますが、それが一体どんなものなのかは意外に知られていないようです。
実は、私たちの生活の中には、酵素がたくさんあります。洗剤や洗顔料といった商品に配合されている「汚れを落とす酵素」や、果物や野菜、味噌や納豆に含まれる「食物酵素」まで、数え切れないものの中に酵素が含まれているのです。
酵素は私たち人間からバクテリアまで、すべての生き物が必要としています。食物の消化吸収をはじめとして、呼吸や活動のためのエネルギーの運搬や、髪や肌のためにも酵素が働いています。酵素は生き物が摂り込んだ物質を利用するあらゆる場面に関わっています。酵素が無ければ生物は生きることができないのです。私たちは酵素の働きのおかげで毎日健康で美しくいられるのです。酵素が何かは知らなくても、いつも私たちのそばにあって役に立ってくれている、美容と健康のための物質、それが酵素なのです。
酵素には、大きく分けて3種類あります。消化のための消化酵素、代謝のための代謝酵素、そして野菜や果物、発酵食品などに含まれる食物酵素です。
酵素はタンパク質で作られています。タンパク質は熱に弱く、加熱されると変性してしまいます。酵素も同じように加熱によって変質して、働かなくなってしまいます。
熱を加えない食べ物、例えば納豆や生野菜が身体に良いと言われるのは、酵素が活きているからということもあります。酵素が活きているから、身体の中の酵素を使う必要が少なく身体への負担が少ないということでしょう。納豆や味噌、ヨーグルトといった発酵食品にも酵素は多く含まれており、どれも身体に良いとされるのも同じ理由からです。
酵素を多く含む食材は、野菜では大根、にんじん、小松菜、セロリ、レタスなど。果物ではリンゴ、キウイ、マンゴー、パパイヤ、バナナ、パイナップルなど。
その他には発酵食品が酵素を多く含んでいます。ヨーグルト、味噌、納豆、漬物などです。
これらの食品を加熱せずに食べることによって酵素をそのまま身体に摂り込むことができます。
酵素は体内で生成することができますが、年齢と共にその量は減少してしまいます。消化には酵素を使うため、食べ過ぎると酵素が不足してしまいます。このことが、食べ過ぎは身体に良くないと言われる理由のひとつです。

酵素について基本的なことだけをお伝えしましたが、いかがでしょうか?ここでは酵素がとても大切なものだということだけお解りいただければ充分だと思います。
当サイトで酵素をもっと知って、あなたの美容と健康にお役立てください。